熱中症引き起こす「隠れ脱水」に要注意
2022年7月1日 07時10分「隠れ脱水」とは、体内の水分が減少し、脱水症状になる手前の状態のことです。
そこに「暑さ」が加わると熱中症になります。
「隠れ脱水」の症状としては、次のようなものなどがあります。
ただ、こうした脱水の兆候があっても、本人や周囲が気づいていない場合があります。
試してみてほしい、隠れ脱水のチェックリストがあります。
(1)手のひらが冷たい
顔や首などを触って、「手が冷たい」と感じると要注意ということです。
(2)舌が乾いている
舌を出して鏡で見てみて、乾燥して白っぽくなっていないかを確認します。
(3)皮膚をつまむ
手の甲の皮膚をつまんですぐに放し、元の形に3秒以上戻らなかったら要注意。
(4)親指の爪を押してみる
爪を押すと血の流れが止まって白く見えます。
放してすぐに赤みが戻るかどうかを確認します。
今年は6月にもかかわらず各地で記録的な猛暑となっていることから、
体の適応能力が追いつかないまま酷暑にさらされています。
誰もが脱水症や熱中症になりうるということを認識して、体のサインを見逃さないようにしてください。