「母さん、僕はウクライナにいるんだ」ロシア兵、母と最後の会話・・・
2022年3月2日 09時15分ロシアによるウクライナ侵攻をめぐって2月28日に開かれた国連の緊急特別会合で、ウクライナのキスリツァ国連大使は、
死亡したロシア兵の携帯電話に残された母親とのメッセージのやり取りだとする内容をロシア語で読み上げた。
母親「本当に訓練中なの?」
兵士「母さん、僕はもうクリミアにはいないんだ。
訓練じゃない」
母親「何を言っているの? 何が起きてるの?」
兵士「母さん、僕はウクライナにいるんだ。
本当の戦争が始まっているんだ。
怖いよ。
一般市民もターゲットにして攻撃している。
ウクライナの人々は僕らを歓迎してくれると聞かされていたんだ。
でも、彼らは僕らの装甲車の下に身を投げて、先に行かせないようにしている。
僕らをファシストだと呼んで。
母さん、とてもつらいよ」
演説の本題に入る前に内容を明らかにしたキスリツァ氏は、
このロシア兵はメッセージを送った直後に死亡したと説明。
双方で多数の人が既に亡くなっていると指摘し
「死亡した人々があなた方の横にいると想像しながら、私の演説を聴いてほしい」
と訴えた。