台湾 野党24議員リコール投票全て不成立
2025年7月27日 06時28分
台湾立法院で多数派を占める対中融和的な最大野党・国民党の立法委員24人に対し、
リコールの賛否を問う、台湾史上最大の住民投票が各選挙区で26日行われた。
即日開票され、中央選挙委員会によると、24人のリコールは全て成立しなかった。
8月23日には別の国民党立法委員7人を対象とするリコール投票も予定されている。
頼氏は打撃を受けつつも26日夜、フェイスブックで
「選挙結果を皆さんは尊重し受け入れるべきだ」と呼び掛けた。
リコール投票を巡っては今月、民間団体「台湾民意基金会」が全土で世論調査を実施。
「不賛成」が約48%を占め、「賛成」の約42%を上回っていた。
与党に過半数の議席を与えると「一党独裁になる」という国民党側の主張が有権者に浸透したとみられる。
<コメントより引用させていただきます>
台湾の友人に聞いた話(もちろん全国民が同じではない)。
親中派の人がいるってのは事実。
でも大多数の台湾人は中国政府は大嫌い。
その中で、徹底的に中国政府に対峙し主権は守りたいという層と、
あまり刺激して本当に戦争になったら困るという層に分かれると。
よって、一部の親中派と上記の後者が野党支持者になるわけだが、
本質的な部分は違うということになる。
「本当に戦争になったら困る」という層は、老若男女、若い人も含め一定層いて、
それはそれで理解はできるのだが、そこで台湾人同士争っても、という考えもあって悩ましいと。
アメリカもトランプさんに代わって、政策が大きく変わり、
仮にアメリカは助けてくれない、ということになると、
事態が動きそうで、そこはかとない不安感を感じている層が増えているのでは?
とのこと。