足が熱い!外気が熱風! 群馬伊勢崎41.8℃ 観測史上最高値
2025年8月5日 23時15分
群馬県伊勢崎市では今日5日、国内統計史上最高気温の41.8℃を観測した。
極めて厳しい暑さのためか、飲食店の客の入りは少なく、
市民などからは「足が熱い」「外気がドライヤーのよう」などの嘆きが聞かれた。
<コメント欄の補足より引用 大隅智子 気象解説者/気象予報士/防災士>
5日(火)は、関東地方で気温が上がる条件がそろいました。
まず、関東地方の上空1500m付近に25℃以上の熱い空気が流れ込んだこと、
さらに、上空6000m付近の太平洋高気圧と上空1万m付近のチベット高気圧のダブル高気圧に覆われたことで下降気流が強まったこと、
そして、西風が顕著だったため、山を吹き下りる暖かい風が入ったことで、
群馬県伊勢崎市や桐生市などで40℃以上となりました。
熱風を感じる危険な暑さです。
近年、40℃以上になることは珍しくなくなりました。
命にかかわる危険な暑さに、私たちは対応をしなければならない時代となっています。