NATOのせいで死ぬことになる
2022年3月7日 20時15分
ロシアの猛攻にさらされるウクライナは、NATOに対し、
ロシア軍機の侵入を防ぐため、ウクライナ領空を「飛行禁止空域」に設定するよう求めていました。
しかし・・・
NATOストルテンベルグ事務総長
「我々は、地上でも領空でも、ウクライナに進出するつもりはない」
ゼレンスキー大統領
「弱腰だ」
ストルテンベルグ事務総長
「『飛行禁止空域』設定を実施する唯一の方法は、NATOの戦闘機をウクライナ上空に派遣して、侵入したロシア軍機を撃墜することだ。
私たちとしても、ウクライナの絶望的な状況は理解しているが、
NATOが飛行禁止空域を設定すれば、ヨーロッパで多くの国を巻き込んだ、本格的な戦争に発展しかねない」
ゼレンスキー大統領
「飛行禁止空域の拒否は、ロシアがウクライナの都市に、空爆を行なってもよいと、NATOが許可したことを意味する。
きょう以降、殺される人たちは、すべてNATOのせいで死ぬことになる。
NATOが弱気なせいで、結束力の欠如のせいで、戦争は終わらない」