音楽日記 自分の言葉で書いていきたい!

小澤征爾さんを偲ぶ(2)

 自分の最近10年ほどの間で、繰り返し聴いている小澤さんのCDがありました!

プロコフィエフの「キージェ中尉組曲」の中の、特にロマンスとトロイカの2曲です。

小澤さんがベルリンフィルを振った録音なんですが、

バリトンソロが入っているヴァージョンなんです!

自分は、声が入っているヴァージョンは意識して避ける方だったんですが、

この曲、バリトン入りの方が絶対にイイ!

なのに、レコーディングは声が入ってない盤がほとんどなんです。

(原語で歌うのが難しいとか聞いたように記憶しています) 

このCDはプロコフィエフの交響曲全集とのカップリングで、

キージェ中尉の声入りヴァージョンを採用したのは小澤さんの意向だと思うんです。

この盤のバリトンソロは、Andreas Schmidt です。

朗々とした、本当に素晴らしい歌声なんです!! 

小澤さんを偲びながら、シュミットさんのバリトンに耳を傾けて欲しいと思います。

バックの小澤さん指揮ベルリンフィルの演奏も、この曲では文句なく素晴らしいと思う!

 

 ロマンス https://youtu.be/Uq5L4LFBnyY

 トロイカ https://youtu.be/Uq5L4LFBnyY