音楽日記 自分の言葉で書いていきたい!

ウィーンフィルハーモニー・2020ニューイヤーコンサート

今年のウイーンフィルニューイヤーコンサートは、アンドリス・ネルソンスがタクトを振りました。

ネルソンスは、今年41才の新鋭指揮者で、昨年末惜しくも病で急逝したマリス・ヤンソンスと同じラトビア出身です。

今回の演奏ですが、彼のシンフォニーコンサートで強く感じられるアグレッシブな輝きをここでも感じ取ることが出来ました! 

ウィンナワルツは伝統的なドイツオーストリアの本拠地の古典音楽ですから、独墺系の昔ながらの演奏スタイルで再現される、又は再現しようとすることが多いでしょう。

しかし、このような音楽にも新風を吹き込む演奏が必要なのではないかと自分は感じています。

もちろん、エキセントリックな、小手先だけの手法では上手くいかないのは当然です。

オーケストラと指揮者が入念なリハーサルを経たあと、本番で、

いかに感興に乗れるか、いかに興奮出来るか、いかに狂気を出せるか、特に指揮者は、最後にこの「輝き」「生命力」をプレイヤーから引き出そうとするのではないでしょうか?

多くのリハーサルを積み、最後は奏者の魂を解放させるということではないでしょうか?

もちろん、演奏はこの要素だけで成り立っている訳ではありませんが、この魂の解放を何より大切にした指揮者を思い出します。

ハンス・クナッパーツブッシュ、シャルル・ミュンシュ、レナード・バーンスタイン、カルロス・クライバー・・・そして最近では、ベルリンフィルのシェフに就任したキリル・ペトレンコ。

ネルソンスからも、そのような方向の演奏を聴きたいと願っています!