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トランプ大統領のロシア経済制裁に「なんの意味もない」 「あくまでも建前」とバッサリ

 

 デーブ・スペクター氏が9日、

ウクライナ情勢などをめぐって、

アメリカのトランプ大統領がロシア経済制裁や関税の導入を検討していることに対して

「なんの意味もない」

と苦言を呈した。

 

デーブは、

「今ごろ制裁するなら、ウクライナへの軍事支援と情報提供を続けたほうがいい。

なんの意味もないんですよ」

と批判。

理由としては、

「トランプ大統領がゼレンスキー大統領との会談の時に、たたきすぎて、

大ひんしゅくを買って、しかもプーチン大統領を擁護しすぎたから、その反発がある。

あくまでも経済制裁や関税の導入は建前」

だという。

 

さらに

「侵攻してから、アメリカはロシアとの貿易は90%も減っているんですよ。

だから、制裁や関税なんか、何の効果もないし、

金融関係もロシアがずっと前から中国にお金を移しているので、ナンセンス」

と状況を分析した。

 

そのうえで、デーブは

「そこまでやらないと、トランプ政権の信用回復にならないという単純な動き」

と強調。

「アメリカ国内で、ものすごくやゆされて、もう政権内で造反も出てきているから、やっているだけだと思う」

と解説した。