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事情聴取の依頼に協力

事情聴取を受けた、と聞くとギョッとしますよね?

「何したんだ?」と思われてしまいますね。

 

職場に、「〇〇県警察捜査一課ですが・・・」と電話がかかってきた時は、本当にびっくりしました!

オレ、何もしてない!!

あ、カミさんの退院の時、駐車違反で反則切符切られた時のこと?(ずいぶん前) 

それとも、この夏に青梅で車線変更違反しちゃった時のこと?(徹夜で疲れていたんですが、違反しちゃって高校卒業したての可愛らしい女性警官に捕まってしまったんです・・・)

どちらも違いました。

 

実は、昨年春、〇〇県主催の山岳部の雪上講習会中に重大な事故が起こってしまい、

他県の同じ部活動の顧問として話を聞かせてもらえないか? という問い合わせでした。

自分は、山岳部の顧問が長かったのですが、現在は顧問はしていないし、技術レベルは素人に毛が生えた程度です。

当時も、ベテランの先生方の知識の豊富さ、鋭い直感など、自分とは全く違うレベルで、あこがれの念を抱きながら活動していました。

この事も正直に伝え、文部省(当時)の登山研修の内容も正確には思い出せないので、お役には立てないでしょう、と、電話の会話はそこで終わりになりました。

この件は終わったかな、と思っていた年度末の忙しいこの時期に、「やはり、話を聞かせて欲しい」と再び電話がありました。複数の先生方から話を聴いているようです。

マスコミとかの関係でなく、本当に捜査一課からの電話であること、自分の所属県、〇〇県にも迷惑がかからない事くらいは調べておいたので、事情聴取に協力する決心をしました。

二度とあのような重大事故が起こらないようにするために、少しでも役に立てるとしたら、充分に意味があると思ったからです。

 

今日、きちんと正装して、気持ちも引き締めて、狭山警察署に出向きました。

全く休憩の無い、たっぷり3時間の事情聴取に協力できました。

鉄格子のはまった取調室に入ったのはもちろん初めてです! 二度とないいい経験だったかもしれません!

話の最初に、自分の正直な気持ちをハッキリと述べました。(部活動の顧問の立場としての気持ちです)

そして、誠意を尽くして話をしたつもりです。

お一人の警官の方は、西郷どんを演じている鈴木亮平さんによく似ていて、厳しくも温かそうな感じの方でした。

お二人とも、純粋で真剣な態度で接して下さったと感じました。

朝早くから、高速道路を使って休日返上で狭山警察署に来て下さったようです。

出口まで見送って下さったお二人に会釈を返して、狭山警察署を後にしました。