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タングステンという金属
タングステンと言えば、白熱電球のフィラメントの素材として教わったのではないかと思います。
フィラメントに電流が流れると、ジュール熱が発生しフィラメントが高温になって眩い光を放つ訳です。
ですから、「タングステンは高温に耐える融点が非常に高い金属」ということなんですが、他の物性はどうなのか?
昨日、突然タングステンのインゴットを見て触れる機会があったんです!
この純粋なタングステンのインゴットは、1辺が2.5cmの立方体です。
すると体積は、(2.5cm)3 ≒ 15.6cm3 ですね。
そして、持ってみて凄くビックリしたんですが、ずっしりと重いんです!
実際の重さはどれくらいあると思いますか?
では、重さを量ってみましょう!
ちょっとビックリしました!
293.3gですよ!!
最初ケタを見間違えているのかと思いました。(29.33gじゃあ軽すぎですが)
密度を計算してみましょう!
293.3g/15.6cm3 ≒ 18.8g/cm3 となりました!
(正確な公表値は19.3です)
他の身近な金属の密度ですが、
鉄が7.9、鉛が11.3ですから、タングステンの19.3はかなり大きな値だと言えます。
実際に手で持ってみると、その重さにビックリすると思います!
もし興味があれば、是非実際に手で持ってみて重さを肌で感じてみて欲しいんです。
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