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リチウムイオン電池火災が急増 昨年上回るペース

 リチウムイオン電池の発火事故は、民生機だけでなく、さらに信頼性を求められる業務用産業用の機器などでも起きてきました。

最近は改良が重ねられ、発火事故は激減したのではないかと思います。

しかし、活性が極めて強いリチウムを使う電池ですから、元々危険性を持っているということなのです。

枕もとのスマホ、職場に置いてあるモバイルバッテリー、家族に贈ったブルートゥーススピーカー・・・

これらが、夜、留守にしている時、日射を受けて高温になっている時、等々・・・

発火する恐れがないか、いつも気になっているんです。

「取り扱いに気を付けなければならない電池」である、ということを気に留めておくべきだと思います!

最近の、以下の記事を読んでみて下さい。

ここでは、純正以外の規格外の充電器を使って起きた事故が紹介されています。

 

 スマホなど携帯端末に使われるリチウムイオン電池から出火する火災が都内で相次いでいる。

昨年を上回るペースとなっているため、東京消防庁が注意を呼びかけている。

同庁によると、製品別の内訳では、

 ①モバイルバッテリー20件

 ②スマホ等携帯電話14件

 ③コードレス掃除機7件

の順に多かった。

リチウムイオン電池が原因の火災は近年増加している。

 5月に都内の住宅であった火災では、リチウムイオン電池を使う電動モップに他社製の充電器を用いたところ出火し、2人がけがをしたという。

東京消防庁は「メーカー指定の純正品を使い、充電中に熱くなるなどの異常があった際は使用をやめてメーカーや販売店に相談してほしい」としている。