理科のこと何でも

異種金属間に生じる電位差の実験

 金属は陽イオンになりやすく、金属が陽イオンになる時に電子を押し出します。

金属によってこの電子を押し出す強さが異なるので、2つの異種金属を電解質溶液に浸すと、これら2つの金属電極に電位差が生じることになります。

この電位差が電池の起電力に相当します。

 

 食塩水で湿らせたろ紙の上に、亜鉛Zn、鉄Fe、銅Cu、マグネシウムMg、

の4つの金属を置き、デジタルマルチメーターで電圧を測定する実験を行いました。

 

 

デジタルマルチメーターですが、今回使用したのはそれほど高価なものではないそうですが、この実験には性能的に充分なようです。

旧式のアナログ電圧計だと、内部抵抗がそれほど大きくないので電圧が上手く測定できないと思います。

今回の実験での測定値は小数点以下3ケタも表示してありますが、実験方法がややラフだったこともあり、測定値はそれほど正確ではありません。

まあ、おおよその傾向は読み取れたと思います!