美味しい魚のはなし

キンキの煮つけ

 キンキは、キチジ、メンメ等とも呼ばれているちょっと可愛いげな風貌の赤魚です!

この魚は、昔は沢山獲れたらしくほとんど畑の肥料になっていた(!)らしいんですね。

こんな話が信じられないくらい、この魚は旨いんですよ!

脂の乗った、上品な旨味のある白身の魚です。

ということで、現在の地位は「高級魚」なんです。

刺身で食べれるような鮮度のものは、恐ろしく高価で手が出ません・・・

スーパー等の店頭に並んでいるのは、煮つけ用とか、ちっちゃな唐揚げ用とかでしょうか。

先日、見切り価格になっていたものを発見!

 

半額でも高く感じますが、

「煮つけで行けそうだね!」とカミさんと合意したので、ゲットしました。

で、下処理は自分がやって、料理はカミさんにやってもらうことにしました。

味付けや調理法とかは、聞かれない限り一切口出しはしない方がいいです!

自分で魚にどんどん興味を持ってもらえば、

普段の買い物の時に魚屋さんを周ってもらう機会が増えるんですね!

目利きも出来るようになります。

いつも決まった店だけ見ていてもいい買い物は出来ないですよね?

特に生鮮食材についてはそう言えると思います。

 

さて、下処理が済んだので、水分を拭き取ってキッチンペーパーに包んで保管しておきます。

 

さあ、夕食のメニューに登場です。

 

崩れちゃってるけど、うす味仕上げで

味は二重丸!! 

でした。

皮も、骨の周りの身やコラーゲン質のところも全部美味しかったです!

特に魚好きな人たちは、「骨の周りが特に旨い!」って良く言ってるんですよ。

干物でも美味しい魚ですから、ぜひ味わってみて下さい!