美味しい魚のはなし

キゾイの味噌汁

先週末、キゾイという初めて見かける魚を鶴ヶ島で買ってきました。

「黄色のソイ」というネーミングなんでしょうね。シマソイとも呼ばれているようです。

小型ということもあり、2尾で300円でした。鮮度は良かったです。

煮付けにするには小さ過ぎるので、味噌汁に仕立てることにしました。

以前、クロソイの味噌汁が思いのほか美味しかったので。

その時の、湯通ししたクロソイと味噌汁はこんな感じでした。

では、キゾイをさばいてヒレ、エラ、内臓を除きます。

そのあと3枚おろしにして、血合い骨など抜ける骨は取ってしまいます。

アタマ、カマ(写真右上)、身が付いた中骨(写真左下)はいいダシが出る部分ですから、捨てずに身と一緒に使います。

さて、これらは全て湯通し(霜降り)をします。臭みを取るためです。必ずやりましょう!

自分は手間を省くために、沸騰したお湯の中にサッと入れて、すぐに味噌汁を作る鍋に移してしまいます。

本式のやり方では、湯通しのあとは冷水に浸けて洗うんです。

 

味噌汁に仕立てるのは、カミさんにお願いします。

さあ、仕上がりはこんな感じです!

この味噌汁の味なんですが・・・

魚からのダシが思ったほど出ていませんでした。

魚が小さすぎるとか、旬を外しているとかだと、残念なくらい魚の味が出ないんですね。

あ、魚以外のダシは使わない方がいいです!

魚からのダシだけで仕上げた方がいいと思います。

究極のやり方は、調味料は塩だけ!という汁があるくらいなんですよ。 

それから、骨の処理もまだ上手くいってないんです。

食べる時に、骨が気にならないくらいにはしたいんです。

再挑戦してみますね!!