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2021年7月の記事一覧

今更ですが・・・ 睡眠のこと

 ここ数日、厚手のカーテンをしっかりと閉めて寝たんですが、「凄く良く寝れてる!」感があり、このことについて調べてみました。

自分は、暑くなると窓を開けて網戸にして寝るんですが、最近外灯などの外の明かりも遮らずに寝ていたんです。

寝室が2階ということもあり、今年は特にそんな状況のまま寝ていました。

さらに、最近は外灯のLED化が進んだせいもあると思うんですが、夜の街路がかなり明るくなっている状況でもありました。

 「どうせ早起きしなくちゃいけないんだから、カーテン閉めなくてもいいや」って感じだったんです。

ところが調べてみると、明かりが入ってくるような環境で寝るのはとても良くないんですね!

こんな大切なことを認識してなかったとは・・・

そして、最近すごく眠い原因はこれじゃないかな? と感じています。

もし皆さんにも心当たりがあるようなら、以下の記事が参考になると思います!

 

 覚醒(かくせい・目が覚めること)効果をもつのは、太陽光や、照明のような強い光だけではない。

数十ルクス程度の寝室の照明や日の出の薄明のような弱い光であっても、睡眠中でも私たちにはその光を感知する能力があり、実際に脳波上も覚醒パターンに近づいていく。

寝室の明るさは想像以上に睡眠に影響がある。

暗闇だと不安や緊張感が増すなど特別な理由がある場合は別として「しっかり暗くして寝る」方が眠りの質はよくなる。

次のような実験結果が参考になる。

0.3ルクスから家庭照明に相当する300ルクスまで寝室の照度を何段階かに分けた条件下で、同じ被験者に繰り返し寝てもらい睡眠の質がどうなるか比較した。

その結果、0.3ルクス(ほぼ暗闇)に比較して、室内照度が明るくなるほど睡眠が浅くなり、50ルクス(薄暗い部屋)程度でも睡眠の質が有意に低下することが明らかになった。

寝室の照明をつけたまま寝ると、睡眠中にも関わらず毛布を頭から被るなどの光を遮る行動がしばしばみられ、そのたびに睡眠段階が浅くなることが多い。

自分では照明をつけた方が寝やすいと思っても、それは寝つくまでの間のこと。

睡眠に入ってしまえば、脳は光刺激を嫌がっているわけである。

照明をつけて眠りたければ、タイマーなどで一定時間で自動消灯するように工夫するとよいだろう。

私自身、電気を消し忘れたときは勿論のこと、小さなスタンドランプをつけているだけで、中途覚醒が増えてしまうのを体験して実感している。

  また、起床時刻にいきなり強烈な強い光を浴びるのではなく、徐々に強まる自然な日の出の明るさの方が目覚め効果が強く、しかも覚醒感が良いようだ。

太陽光の下で進化した動物である限り、自然な明るさの変化に敏感に反応しやすい神経回路が形成されていても何ら不思議ではない。