2021年7月の記事一覧
今年の草むしり もうやりましたか?
これだけ暑いと、日中の草むしりはやめといた方がいいでしょう。
やるのなら、早朝に蚊取り線香焚きながらやるといいと思います。
さて、この猛暑の中ですから、畑の草花たちも暑さに負けてしおれかかっていたりしています。
そんな中でも雑草たちは間違いなく元気です。
驚くほど強く逞しい力を持っています。
普段はこの雑草たちの駆除に手を焼くんですが、ふと、この生命力は凄いな! と感心しちゃったんですね。
どんなものにも強い生命力があった方がイイ!と思っちゃうから?(笑)
「メヒシバ」っていう雑草知ってますか?
ヒメシバじゃないんです。雌日芝なんです。
道路やコンクリートの割れ目とか、風で飛んできた土や砂の吹きだまりとか、思いもよらない所に生えているんです。
それもしっかりと!
名前はともかく、見たことはあるでしょう?
この炎天下の中、何日も陽射しに焼かれて枯れないんですから、驚くべき強靭さです!
以下、メヒシバの特徴を調べてみました。
(1) 高い適応能力を持つ
メヒシバは乾燥・暑さ・寒さ・湿度のすべてに強く、どこにでも生えるという特徴を持ちます。
北は北海道から南は沖縄まで。
特に夏場の畑やゴルフ場の芝生などによく生え、放置するとすごいスピードでどんどん広がってしまうこともあります。
他にもコンクリートや鉢植えの中など、驚くような場所でも自生するくらい適応能力が高い、強靭な雑草です。
また、周囲に背の高い植物があれば、不定根と呼ばれる根を出して周りの養水分を吸収。
他の植物と競うようにどんどん上へ伸びていく性質があります。
(2) ちぎれやすく蒔かれやすい
メヒシバは食動物に捕食されても大丈夫なように、穂先や節ごとにちぎれやすくなっています。
ちょっとした刺激でちぎれて種をつけたままで落ちるので、また来年も生えてくるという厄介な雑草です。
(3) 細かい根を出す
メヒシバは細かい根を出して横へ横へと広がっていきます。
この根が周囲の養水分を吸収し、他の植物の成長を邪魔する「アレロパシー」という物質を出しています。
これにより他の植物を枯れさせ、畑にはメヒシバだけが残っているという状態を作り出すのです。
草むしりにはこんな厄介な雑草ですが、夏のうちに出来る限り根っこから抜いておくのが良さそうです。
ちぎれないように根っこから抜くには、地面に出来るだけ近い茎の根元の部分をしっかりとつまんでから抜いてみて下さい!
土が湿っている時ならさらに抜きやすくなると思います。
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