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2023年5月の記事一覧

自分のタイヤはなぜパンクした?

 先日、自分の軽1BOX車に突然起こったパンクですが、

緊急用のスペアタイヤ(テンパータイヤ)を履いている状態だったので、通常タイヤに交換しなければなりませんでした。

昨日、近くのカーショップに行き、パンクの原因とタイヤ交換について相談しました。

パンクしたタイヤを見てもらい、これまでの経緯も伝えました。

実は以前、運転中道路の穴に前輪を落としてしまったことがあり、

それが原因と思われるピンチカットがタイヤに出来てしまっていました。

その時のタイヤ屋さんの見立てでは、「軽微なピンチカットだから交換しなくても大丈夫でしょう」ということで、また、車検にもずっと通ってきていたんです。

その時残しておいた写真から、パンクしたタイヤはこのピンチカットが出来ていたタイヤだと分かりました。

 

昨日のカーショップの方によると、

絶対こうだと断定は出来ないが、考えられる原因が2つあるとのことでした。

 

① トレッド面に何かが刺さったような古傷がある。

この古傷はタイヤ内部までハッキリと貫通しているほどではないが、これが原因でタイヤの空気が抜けていった。

タイヤの空気が極端に抜けた状態で走行すると、タイヤを大きく破損させてしまう。

 

② 破損したタイヤを観察すると、内部のワイヤが錆びていることが分かる。

この錆びは一部だけでなく、広範囲に及んでいる。

ワイヤが錆びたことによってタイヤの強度が落ち、パンクにつながったのではないか。

ピンチカットによる傷が出来て、そこからタイヤ内部に水が浸透していき、ワイヤを錆びさせたのではないか? 

 

自分の推測も加えると、②が原因ではないかと思っています。

自分は、タイヤの空気を割とマメに補填する方なので、

タイヤの空気圧が極端に下がっていたということはないと思うんです。

②の状況で、走行中にバーストまでではないが大きな空気抜けが起こったように感じています。

バーストのような音はしなかったし、タイヤの完全破壊までは少しですが間があったからです。

 

さて、タイヤの交換についてですが、まずはホイールが損傷していないかどうか?

 パンクしてから、100メートルくらい(?)は走行していると思います。

ホイールが損傷していれば、修理不能でしょうから交換しなければなりません。

しかし、もう同じ型のホイールは入手が難しいでしょう。

幸い、調べてもらったところ、ホイールはダメージを受けていませんでした!

良かった・・・

 

肝心のタイヤ交換について

 全く同じ銘柄の新品タイヤであっても、他の3本のタイヤはすでに摩耗しているので、外径が同じではありません!

特に自分の車のような直結4WD車では、4輪すべてが同じ回転数になってくれないと、駆動系に無理な力がかかります。

「だから4WD車の場合は、タイヤ1本だけの交換は良くないんですよ!」

と言われました。

センターデフを備えたフルタイム4WD車では、前輪と後輪の回転差により、センターデフのオイルが過熱して発火した事例があったそうです。

自分の車はセンターデフは使わない直結式なので、この点についての心配は要りませんが、

直結4WD走行では、前輪後輪の回転数の差は解消出来ないので、やはり駆動系に無理な力はかかるでしょう。

でも、夏道で4WD走行にすることはほとんどありません。

使うのは雨天時や横風が強い橋の上くらいで、一時的な使用の時だけです。

短時間の使用なので、タイヤのわずかな外径差による問題は大きくはないでしょう。

そして、雪道ではスノータイヤに履き替えてしまいます。

仮にこの夏タイヤにチェーンを巻いて4WD走行をするとしても、

雪道ではタイヤがスリップしてくれるので、わずかなタイヤ外径差は問題にはなりません。 

 

このようなことを考えた上で、タイヤは1本だけ新品に交換することにしました。

全く同じ銘柄のタイヤは残念ながら在庫がありませんでしたが、

同じメーカーの似たシリーズのものがあり、それに交換してもらいました。

 

これで、とりあえず一安心となりました!

初めての経験でしたが、ちょっと怖い体験になりました。

高速道でのパンクでしたから、一歩違っていたらタダでは済まなかったでしょう。

一つ幸運だったのは、ピンチカットした時のタイヤは前輪だったんですが、ローテーションで後輪に移動させていたんです。

後輪のパンクだったので、まだ安全だったのかもしれません。

冬はスノータイヤ(スタッドレスタイヤ)に履き替えて、夏タイヤに戻す時にローテーションしているんですね。

ですから、奇数回目のローテーション後のパンクだったのが幸いした、ということになります。