何でも雑記
43m超の電線管工事
前任校の屋外設置スピーカーの配線工事ですが、解決しなければならない点がまだいくつかあります。
今日も朝のトレーニングを終えてから、現地に出向きました。
到着直前、前任校手前の水田から校舎を見たところを写真に撮りました。
昨年の今頃がなつかしい・・・
さて、配線ですが、地表配線とし、これを電線管に収めることにしました。
配線距離は、スピーカー2つ分で計43メートル強あります。
配線材は、屋外配線、ローインピーダンス負荷なので、抵抗値が低く価格の安いVVF2C2.0に決めました。
悩みどころの電線管ですが、耐衝撃性、対候性どちらも必要なので、結構な値段になってしまいます。
しかし、幸運なことに、昔この場所で使っていた電線管が残っていて(200V電源ラインがあった)、
これを掘り起こしたところ、まだ使えそうなものがかなり残っていることが分かりました!
43メートル分は確保できそうです。
HIVE管(耐衝撃性硬質塩ビ管)定尺4メートルが9本、それよりちょっと短いものも数本確保できました。
ただ、中に泥が入り込んでいて、水道の水を通してこれを洗い流すのに一手間必要でした。
カップリング(継ぎ手)も一度外して洗ったんですが、これを再度使っていいものか・・・
明日、この続きの作業をやります!
ここには本当の空がない・・・智恵子抄より
「あどけない話」
智恵子は東京に空が無いという
ほんとの空が見たいという
私は驚いて空を見る
桜若葉の間に在るのは
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ
智恵子は遠くを見ながら言う
阿多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だという
あどけない空の話である
(高村光太郎)
毎日の生活では、本当の空の色は見れません。
でも、「いつも本当の空が見れないと嫌だ」という気持ちが強くなっている時は、
実生活を上手にこなせなくなっている時だと思うんです。
実生活の環境は最上ではないし、人との関わりや簡単ではない仕事なんかもあります。
そんな中で、気持ちも少しは図太く、神経質にならずに、細かいことは気にせず生きていく必要があるんじゃないでしょうか?
この智恵子のようなところがある身内がいます。
ものすごく明るく元気な反面、そんな一面も併せ持っているんです。
彼女の繊細で神経質な面が顔を出している時は、周りの人間はハラハラしながら見守っているしかないんです。
でも、彼女は真剣にそのことを訴えているのかもしれない、と考え込む時もあります。
そんな時、自分はどうしたらいいのか、分からなくなってしまうんです・・・
工事の件がずっと気になっています
現任校での仕事の合間に、前任校の工事のことを考え続けています。
今日も1時間半ほど作業をしてきました。
1時間半しか出来なかったのは、カミさんの誕生日のお祝いがあるからなんです!
さて、ポール(電柱)上部にスピーカーを固定出来たので、次は配線です。
2つのポールの間隔は40~50mはあります。
この50mの配線はどこを通すか? 地中? 地表? 空中?
この件も、しばらくは決心がつきませんでした。
空中配線(架線工事)が一番スマートなんでしょうが、
この作業は全く経験なしで工具もなく、見当もつけられないんです。
やはり、地表配線にして、これを電線管に収める手になるんじゃないかと思います。
50mもの電線管は何を使うのか? 1本4mサイズを13本、どうやって運んでくるのか?
電線管のこと1つ取っても、「うーん」と悩んでしまいます・・・
書くことはいっぱいあるのに、写真を撮る余裕もない・・・
今、前任校で、屋外常設スピーカーをポールに取り付け、配線をするという工事をやっています。
文章にするとこれだけのことが、やってみると、とにかくうまく行かない!
まず、屋外常設用のスピーカーはモデルが限られてしまい、ハイインピーダンス仕様になってしまう。
でも、多分中身はローインピーダンス(8Ω)だろうと思い、メーカーに電話したところ、勘が当たっていました。
さらに、内部を開けて改造できるか聞いたところ、出来そうだと判明。(もちろんメーカー側はOKを出しませんが)
この前面のはじのねじを緩めると開けられます。
内部に、ハイパスフィルタ、ローパスフィルタを構成するネットワーク基盤があります。
この基盤を表裏何度も見返しながら回路図を書きました。ちょっと面倒でした。
(もちろんメーカー側は、改造を了承しないから回路図を教えてくれない)
また、右にちょっとだけ見えているトランスでハイインピーダンスに変換しています。
このトランスは不要なので外して、ネットワークへアンプから直に入力されるよう配線を変更します。
と、ここまでは、予測できる作業範囲なので、2時間ほどで何とかなりました。
もちろん、音出しテストもして正常に音が出ることを確認しておきました!
さて、次の日の日曜日に現地に出向いて、足場ボルトを取り付けて電柱に登ってみました。
大丈夫。上まで登れました!
では、電柱取付用バンドでスピーカー取付金具を付けようとしたところ、さっそく行き詰まりました!
バンドが緩んだまま、どうしてもきつく締められない・・・
写真、無いんです。もう、何とかしようと四苦八苦していますから、それどころじゃない・・・
電柱の上ですから、両手が自由に使えないのが最大のネック!
ハアハア言いながら力が入るけど、作業は全く進みません!
一旦電柱から下りて、上を見上げながら考え込む。
これを何度繰り返したか。3時間は過ぎてしまいました・・・
でも、バンドを切り詰めないとダメだと気付くのに3時間は必要だった、とも言えますね。
そこて、バンドを切り詰めて、再度電柱に締め付け作業を行ったところ、今度はバッチリでした!
この段階の写真です。
次は、この金具にスピーカを取り付ける作業です。
・・・やはり、簡単ではありませんでした。
スピーカー本体は6kgあります。平地では両手で持てば、そんなに重くない重量です。
ところが電柱の上だと、片手しか使えず、とたんに自由が効かなくなるんですね!
第一、スピーカーをどうやって電柱の上に持ち上げていくのか・・・
針金をスピーカー取付金具に通して、何とか上に上げてみましたが、そのあと一切何も出来ず・・・
ここまでで、その日は時間切れになってしまいました!
そして、今日。
丸一日かかって作業したんですが・・・
いや、もう、うまく行かないことの連続で・・・
続きは明日書くことにします。
土曜日は、豆柴コータと名栗 棒ノ嶺登山
1日天気が安定して良いという予報だったので、
朝5時にコータを連れて名栗河又に向かいました。
途中の諏訪神社の威容(写真には全然収まってないですね)
とても質素だけど、とにかく大きいんです!
獅子舞も受け継がれているようです。
このあとすぐに、有馬ダム近くの河又に着きました。
駐車場、トイレがあって助かります。車中泊も出来ますね。
トレーニングのため、あえて重登山靴を履いていきます。(すごく重い!!)
初任校での山岳顧問の時から履いている、頼りがいのある登山靴です!
では、コータと一緒に出発します!棒の嶺を目指して滝の平尾根コース(標準コースタイム2°35′)を登ります。
コータを先に行かせます。
コース間違えそうになったら、リード引っ張って合図します。
途中、これはパラグライダーの滑空場でしょうか?
白谷沢コースとの合流地点
権次入(ゴンジリ)峠
さて、まだ急登がありますが、もう一息で山頂です。
山頂直下。ここが見えた時は嬉しい!
広く展望のいい山頂に着きました!
コータ君、お腹空いた?
この方角は、都心、さいたま市あたり
ちょっと奥に、武甲山(採掘されていない面)、武川岳が見えます。
この棒ノ嶺はトレーニングに使っていたんですが、今回も休憩は全く取らず一気に登りました。
最後まで荒い呼吸のまま、汗びしょびしょです!
タイムは 1°50′ でした。久々の割にはまあまあかな。コータ君いなければもうちょっと速いです。
いや、登山をそんなにハイペースでやるのはいいことではないんですが、トレーニングの時だけです。
あと、うわさに聞いていたけど残念なことが分かりました。スマホの通信状態がすごく悪いんです。
GPSだけの使用が出来るか確かめられませんでしたが、山域によってはいいエリアもあるのでしょうか?
さて、下ります。
やはりコータを先に行かせます。
下りも休憩なしで、1° 5′ ほどで駐車場に到着。
自分がトイレの最中、こうやってふせをさせておきます。
落ち着いてる時は大丈夫なんですが、興奮すると脱走しちゃうんです!!
帰りの車中で。さすがに疲れてるようでした!
良く頑張ったね!
この棒ノ嶺は、自宅から近い、いい駐車場とトイレがある、登り応えまあまあ、山頂の展望良し!
ということで、ちょくちょく登ってきました。
また来ますので、よろしくお願いします!!
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