PC設定覚書と雑記

1. Netcommons(ネットコモンズ)3のこと

投稿日時: 2019/06/14 okamoto

このサイトのシステムであるNetcommons(ネットコモンズ) は、国立情報研究所が開発するWebシステムです。

CMSとグループウェアの機能を持っています。

 

具体的には、Netcommons で Web サイトを構築することができますが、

これで作成した Web サイトは、掲示板、ブログ、回覧板、アンケート、小テスト、動画掲示板、カレンダー、フォトアルバム、その他のコンテンツ、を表示させ、機能させることが可能です。

これらを機能させるプラグインの使用権限を設定し、複数の関係者がこれらのプラグインを使って、

サイト内の色々な部分を、分担して構築できるようになっています。

1人の専門家だけに全ての構築を任せる必要がなくなる、というメリットがあります!

これが、CMS(コンテンツマネージメントシステム)の機能です。

このような特徴は、色々な部署を持つ企業や学校などのWebサイト構築に向いている訳です。

 

また、特定のグループに掲示板の内容を配信したり、上記のプラグインの機能を利用させたり出来るシステムが、グループウェアです。

複数の各グループ毎に、異なった内容の運用をさせる事が出来る訳です。

 

さらにこのソフトウェアは、オープンソースなので無償で使用することが出来ます!

自分は、無償OS Debian上に、このNetcommonsをインストールしているので、ソフトウェアにかかる費用はゼロです 。

また、この「実験と魚料理」は個人的なサイトなので、構築は全て自分1人でやっています。

 

さて、Netcommonsは、このような特徴のおかげで、学校やNPO、自治体や中小企業などに急速に広まっています。

埼玉県内の学校のWebサイト(ホームページ)にも、広く活用されています。

ただ、埼玉県内の学校のサイトでは、まだ Netcommons2(旧バージョン)のままです。

自分のこのサイトは、 昨年8月に Netcommons2 から Netcommons3 へ移行作業を行いました。

特にNetcommons3サイトは、スマホでアクセスしてみると分かりますが、違和感なくブラウジングが出来、

応答も速く、表示もとてもきれいになっていることが分かります!(レスポンシブデザイン)

また、セキュリティ対策が非常に強力に施されています。

 

ここに来て、ようやく埼玉県立高校のWebサイトも、Netcommons3にバージョンアップされそうな気配です!

現在の Netcommons2サイトと、バージョンアップ後の Netcommons3サイトを見比べると興味深いと思います。

埼玉県立高校のWebサイトがバージョンアップされたら、お知らせしようと思います。