サーバー運用とPC日記
災害時等連絡システム(1)
阪神淡路大震災、そして東日本大震災でも経験したんですが、このような時、連絡を自由自在に取り合ったり、安否をすぐに確認したりということが難しくなりますよね?
このような事態に遭遇した時、どのように連絡を取り合うのか、いい方法がないか考えています。
例えば、3.11東日本大震災の教訓から生まれた「LINE」という素晴らしいアプリケーションがありますね!
LINEは災害時の安否確認等にも威力を発揮してくれると思うのですが、過去、システム障害が発生したことがあるそうです。
他のサービスでも同様だと思いますが、図中クラウド上のサーバーに多数の利用者のデータが集中すれば、さばき切れなくなることは予想できます。
自由に連絡が取りあえるシステムを何とか作れないでしょうか?
たとえば、レンタルサーバー上にチャット機能を持たせた簡単なサイトを作るとかです。
Peer to Peer接続であれば、サーバーを介さず1:1で通信できるので、緊急時の連絡システムとしてはこれが一番良さそうです。
LINEは、ユーザーIDなどのアカウント情報は管理していますが、データファイルやトーク履歴などはLINEサーバーを介さずユーザー同士が直接管理しているそうです。
(しかし、実際の通話やチャットの中身のやり取りはPeer to Peerではないそうです)
最近、ふと思いついたことがあるんです。
もし、自宅までの光回線が、クラウド上のサーバーまでの光回線と同じくらいの程度で安定であれば、ルーターやサーバー本体への電源をしっかりと確保した自宅サーバーでも使い物になるのではないかということです!
つまり大規模停電等が起こっても自宅までの光回線がダウンせず、サーバー周りへの給電は太陽電池と充電池を組み合わせたもので行うようなシステムにしておけばいいのではないか?
まだ実験の段階なので、運用中の自宅サーバーを使って試している最中です。
RocketChatサーバー(snapインストールだともの凄く楽でした!)はインストールしてみましたが、緊急事態に突然初めてのユーザーが利用するには、初期設定等かなり面倒でした。
LINEと同程度に簡単にすぐ利用開始できるものがいいですね!
(続く)
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