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2022年4月の記事一覧

ちむどんどんのこのシーン観たでしょう?

 暢子がたんか切って、堂々と「この会社では働きません!」と言って出て行ってしまうところも凄くカッコ良かったんですが、

このあと、母優子が、

「自慢の娘です」と言って、ニコッと笑うシーン!

このシーンはキャプチャー出来ませんでしたが、

仲間さんにピッタリなセリフじゃないですか!

自分も、こんな風に、身の周りの人を理解して守れたら最高でしょうね!!

こんな感じの屋根と単板の外壁を作ってみたい

 昔の和風家屋を自分でも作ってみたいんです。

一から作るのは無理でしょうから、修理やリフォームに関わってみたいとずっと思っています。

例えば屋根と外壁は・・・

屋根の下地板までは何とかやれそうですし、上の写真のようなアスファルトの屋根材ならDIYで行けそうです!

 

また壁は、杉の単板が使えそうです。

杉の荒材を使えば入手も簡単です。

荒材は購入後充分に乾燥させ、電動サンダーで表面仕上げをすればいいようです!

軽トラで建材運搬中

 まずは、軽トラ用の防水シートを初めて使ってみました。

ゴムバンドをシートの穴にどう通すのか、30分以上試行錯誤しました・・・

結局Youtubeで教えてもらいました!

Googleと共に貴重な先生!

次は、荷台を囲うようにべニア板で壁を作り、荷物を多く積めるようにしました。

まずはフローリング材と他の木材の運搬です。

高速道は使わないので、これくらいの量ならロープは使わずに移動します。

 

次は、ドアの運搬ですが、大型で重いものは風の影響も受け、車が左右に方向転換する時動いてしまいます。

ロープを4か所にかけて慎重に移動開始しました。 

ところが、途中で2度もロープが緩んでしまいました!

大きくて一番重いドアの位置が悪かったようで、車が方向転換する時に動いてしまったんです。

結局、この位置でロープを固定し直してからは緩まずに無事に運ぶことが出来ました!

覚えなきゃいけないコツはまだ無限にありそうです!! 

沈む船の中から妻に電話 「今までありがとうね」

 知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ」が浸水した事故で、

事故のあった23日午後、安否が分かっていない佐賀県有田町の70代男性が妻に、

「船が沈没しよるけん、今までありがとうね」

と電話をしていた。

男性は息子と製材所を経営し、かつては商工会の中心的存在だった。

家族思いで知られ、親族らは「怖かっただろうに、あの人らしい」と涙を流した。

 

なぜ人は大きなグループを作って、そのグループに入っていない人をいじめるんですか?

 

Kさん

 なぜ人は大きなグループを作って、そのグループに入っていない人をいじめるんですか?

 

O先生

 Kさんのご質問って人間心理の本質に関わる問題でね、

そこからいろんな問題が出てくるんです。

学校でのお友達の関係とか、大きくなってからの職場の関係、さらには政治だとか国際問題とか、

人に関わる社会問題の闇を突くような、鋭いご質問だなと思ったのね。

どうしてKさん、こういうことを思ったのかな? 

私もときどきこういう場面を目撃したりするけど、Kさんも目撃したり、あるいは経験したりってこともあるのかしらね。

 

Kさん

 はい。

 

O先生

 そうね。

難しい問題だけど、一緒に考えてくれますか?

生き物って、集団に属しているものが多いわね。

動物とか鳥とか魚とか、群れをなしてるじゃない? 

総じて小さくて弱い動物が多いかな。

人間も同じだと思うの。

一人で生きていくことが難しかったり、生活していくうえでグループがあると便利だということで、群れをなすことがあるんだけどね。

さあ、ここから一緒に考えましょうね。

例えば私たち、どういうふうに集団を選ぶのかなっていうことなんだけど、

Kさんがもしお友達を選ぶとき、どういう基準で選ぶ?

 

Kさん

 自分の相談とか聞いてくれたり、話を聞いてくれる人です。

 

O先生

 うん、そうね。

大事なことよね。

聞いてくれる人って、かなさんの気持ちを分かってくれる人よね。

ということは、1番目、とっても大事なことをかなさん、答えてくださったかなと思うの。

私が困ったりなんかしたときに話を聞いてもらえる。

そして「大丈夫だよ。合ってるよ。あなた間違ってないよ」って言ってもらうこと、多いかな。

そうするとね、そういうお友達って、Kさんに似てる人を選んでるってこと、ないかしら?

 

Kさん

 ああ、そうかもしれない。

 

O先生

 考え方とか趣味、好きなアイドルとか、行動パターンが同じような人を選ぶの。

そうすると、似ている人たちだからなにか相談しても否定しないでしょ? 

「分かる、分かる」って言ってくれる。

「あなたの考え、正しいよ」って言ってくれる。

居心地がいいわね。

だからグループを選ぶときの1番目のポイントは、似たものを選ぶ、ということなの。

2つ目は、大きいグループを選びがち。

これは、かなさんのご質問にもありましたね。

なぜかっていうと、入っているグループ、所属している集団が大きくなると、力を持つのよ。

人数が多くなるから。

クラスでもそんなこと、ない?

 

Kさん

 はい、あります。

 

O先生

 あるわよね。

グループが大きいと、いろんなことを決定できるわけ。

自分たちに都合のよいほうに決定できるの。

「数の論理」っていうことばがあるんだけど、「派閥」って聞いたことありますか?

例えば政治とか会社などで、派閥といってグループが大きくなればなるほど、そのグループが力を持ってくるの。

だからどうしても、「大きい集団を選んだほうが得かな」ってなっちゃうの。

これ、Kさんのご質問にあるわね。

自分が、有利になる。

守ってもらえる。

今まで2つ、お話ししたわね。

似た者同士が集まる。

そして大きな集団になって、数としての力を持っていく。

ここから先なのよ。

ここから先ね、困ったことが出てきちゃうの。

いつもいつも一緒にいる人が、いつも似た人たち・・・

そうすると、異なる意見とか違う価値観を持ったり違う行動をする人が、見えなくなっちゃうの。

そして、「自分たちが正しい。優れている」という、間違った優越感を持ってしまうこと、ありがちなのね。

そうすると、どうすると思う? 

違った意見を持ったり少数の人たちに対して、大きな集団の人、なにするかな?

 

Kさん

 悪口言ったり・・・

 

O先生

 そうね、いじめよね。

いじめの前にね、「同調圧力をかける」って、心理学のことばで難しいけど、

「私たちと同じになんなさいよ」って圧迫するの。

そういう場面、見たことない?

 

Kさん

 ああ・・・、たぶんあると思います。

 

大日向先生

 「どうしてあなた、私たちと違うの? どうしてそんなことするの? 私たちのほうに入ればいいのよ」っていう同調圧力をかけたり、

それでこちらに来てくれないと、今、Kさんがおっしゃったみたいに、いやがらせしたり悪口言ったり、排斥、差別、いじめをするわけ。

だけどね、そういうことする人たちって、実は弱いの。

 

Kさん

 ええっ?!

 

O先生

 びっくりよね。

それはね、今、自分たちが得ている権利だとかを守ることに必死になっちゃって、安心感を脅かされたくないと思っているのかもしれないのよ。

あるいは、少数の人がいじめられたりするのを見ると怖いじゃない? 

「あっち側に行きたくない」と思って本当はよくないと思っていても、なかなか数の大きいところから逃げ出せなくなっちゃうのね。

ここまでお話してくると、どうかしら。

大きなグループにいてなにか力を持ってる人って、強そうだけど本当は・・・?

どう思う?

 

Kさん

 本当は、・・・弱い?

 

O先生

 そう。弱いの。

不安におののいているの。

だからね、こういうこと、よく言うの。

戦争とか犯罪とか残虐な行為って、本当は弱い人が、間違った権力に従うという服従から発生しちゃうんだ、って。

「NO(それは違う)」が、言えない。

自分で考えること、ストップしちゃうわけ。

だってみんな周りも同じでしょ。

それで力を持っていると、「自分がおかしい」ということを認識できなくなっちゃって、ラクチンしたくなっちゃうんだって。

 

Kさん

 ふううん・・・

 

O先生

 こういうのって、やっぱり改めたいよね。

いじめられてる人がいつまでもいじめにあったり、少数なままにとどまるなんて、いやよね。

なんとかしたいよね。

 

Kさん

 はい。

 

O先生

 どうしたらいいだろう・・・

こうしたことがいけないっていう動きは、随分前から世界的に起きてるの。

例えばマイノリティー運動、少数派運動というのがあって、アメリカで1960年代に起きたんだけど、

黒人の人を差別したり、女性差別もあったのよ。

黒人差別いけないとか女性差別をやめようという、少数派の権利と人権を守ろうという運動が、1960年代にワーッと起きたの。

今は性的少数派、LGBTの人たちの権利を守ろうということも起きているの。

難しいことよ。

簡単にできることではないんだけど、数の論理だけで世の中が動くなんて、やっぱり許せないじゃない?

Kさんは正義感があるから、もしかしたらつらい経験をなさったから、こういう質問をしてくださった。

だったら、少数派の人も声をあげることのできる社会を作っていこう。

そしてその声に耳を傾けなかったら、いつまでも数の論理で弱い人に集団圧力をかけるような社会を放置しちゃう。

それはいけないなあ、ってね、

Kさんのご質問は、人間の行動とか社会の問題の本質を突いて、闇を突く、すごい大事な問題だって、最初にお話ししましたね。

どうでしょう?

もしかして自分の周りに起きていることだけど、

目を開くと、世界を変えられるような、そこまでつなげていけるような、

そんな勇気も私たち一人ひとり、持つことが大事だと考えられるような質問をしてくださったなと思ってお答えしたんだけど、分かっていただけたかしら。

 

Kさん

 はい。

誰かがいじめられているところとかを見たら、たとえ友達じゃなくても助けようと思いました。

 

O先生

 すごい! 

それが本当の人間の知性だし、力だよね。

みんながそうしてるから、

多くの人がそういう行動をとってるからっていうことではなく、

本当にそうすべきなのかなとか、

自分はどうしたらいいのかなっていうことを、

一生懸命考えてみてくださいね。

 

Kさん

 はい!