ブログ

2021年8月の記事一覧

東京パラリンピック2020 陸上、自転車、ボッチャ

陸上男子1500メートル視覚障害のクラスで、和田伸也選手が銀メダルを獲得しました。

和田選手は5000メートルで銅メダルを獲得していて、今大会2つめのメダル獲得となりました。

 

自転車の女子個人ロードタイムトライアルの運動機能障害のクラスで、50歳の杉浦佳子選手が金メダルを獲得しました。

杉浦選手は、日本の選手としてパラリンピックで最年長の金メダル獲得です。

 

ボッチャ個人の準々決勝が行われ、障害が軽いクラスでは日本のキャプテン、杉村英孝選手がスロバキアの選手に8対1で勝ち、準決勝に進みました。

杉村選手は、

「過去2大会は準々決勝で敗れてしまった。

今大会の目標として『過去の自分を超えていく』というテーマでやっているが、まずは一歩、超えることができた。

次の試合に向けても目の前の試合をひとつひとつ大切にして戦っていきたい」

と初めての準決勝に向けて意気込みを話しました。

東京パラリンピック2020 陸上、水泳

陸上男子1500メートル車いすのクラスで、佐藤友祈選手が金メダル、上与那原寛和選手が銅メダルを獲得しました。
今大会、400メートルでも佐藤選手が金メダル、上与那原選手が銅メダルを獲得していて、いずれも2種目でのメダル獲得です。

 

競泳男子200メートル自由形の運動機能障害のクラスで、鈴木孝幸選手が銀メダルを獲得しました。

鈴木選手は、男子100メートル自由形の金メダル、男子50メートル平泳ぎと男子150メートル個人メドレーの銅メダルに続いて今大会4つ目のメダル獲得です。

 

競泳男子200メートル個人メドレーの視覚障害のクラスで、富田宇宙選手が銅メダルを獲得しました。

パラリンピック初出場の富田選手は400メートル自由形での銀メダルに続いて今大会2つ目のメダル獲得となりました。

 

新型コロナ感染の状況について、厚生労働省の正林健康局長に伺った

新型コロナ感染の現状について、厚生労働省正林健康局長に聞いた。

 

Q:宣言の効果が、なかなか見えません。

 

正林局長

「これまで何度も緊急事態宣言を発して国民の皆さまに自粛をお願いしてきて、今までは、少し我慢しようかという気持ちがあったと思うのですが。

さすがに1年以上やってきて多くの国民はずっと抑制されることについて反発もあると思いますし、もういいかげんにしてくれという思いもあるかと思います」

 

Q:感染はいっこうに収まらず、人出も減っていません。

 

正林局長

「今はワクチンが最大の武器ですので、できるだけ多くの方に接種していただくことに全力を傾けています。

10月から11月にかけて、希望する方に、だいたい接種が終わるので、そのころになると、かなり今とは様相が変わってくるのではないかと考えています。

ただ、これまでに経験したことのないスピードで感染が拡大しています。

今の感染のスピードがずっと続くと、病床が不足して、本当に普通だったら助かる命が助からなくなる、そんな状態も危惧されます。

それなのに危機感が国民に響いていない。

どうしたらいいのか。

悩ましいです。

なんとか国民の命を守るために、職員もほぼ不眠不休で、いろんな対策を考えたり、対策を講じたりしています。

しかし、我々の危機意識が国民と共有できないことについてのジレンマとか、つらさを感じることがあります。

最後は国民のご協力がないと、いくら政府が対策を打っても、うまくいかないんです」

 

Q:どうしたら国民と危機感を共有できるのでしょうか。

 

正林局長

「(しばし考え込んだうえで)どうすればいいのでしょうか・・・」

そして、局長は再び考え込んだうえで、こう語り始めた。

「私はどこまで想像力を働かせることができるかが大事かと思います。

まず自分の一番大事な人を想像していただいて、それは、奥さまであったり、ご主人であったり、あるいはご両親であったりお子さんであったり、大事な友人であったり恋人であったり。

その方が感染し、重症化し、場合によってはお亡くなりになる、そういうことを想像していただけたらと思います。

きちんとマスクをする、手洗いをする、それから飲食店に行ってもマスク会食をする、お酒を飲んで大声で騒いでしまうことなどを避けていただく。

人混みに行かない。

もっとも大事な方が感染しないようにということを想像しながら、みずからの感染対策をしっかりとっていただく。

これが大事なんだということを、ぜひ多くの国民と共有できたらと思っています」

 

 局長も、妻や娘、息子のことを思い浮かべながら、話していたのだろうか。

災害とも言われる“第5波”。

まさに災害と同様、「自分の身は自分で守る」ことも大事なのかもしれない。

感染を抑え込もうと、もがく官僚たち。

局長は、インタビューのあと、若い世代の声を直接聞いて回りたいと口にしていた。

新型コロナウィルスに関した現状について、しっかり把握しておく必要が!

 このサイトのメニュー「新型コロナウィルス関係」からもたどれるようにしてありますが、

NHKの「新型コロナウィルス特設サイト」を見ると、現状の深刻さが良く分かります!

「まさか私が・・・ 新型コロナ当事者の証言」

「医療現場は限界に近い」

「適切な治療受けられる保証ない」

などの記事に目を通しておいた方がいいと思います。

 

 https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/

 

自分ももちろんですが、

皆さんが感染しないよう、心から祈っています!

「感染経路不明」の “感染リスクの高い行動歴” とはどんな行動?

 感染経路を見いだす研究結果のまとめを見る「国立国際医療研究センター」によると、

新型コロナウイルスの積極的疫学調査の結果では「感染経路不明」と判定される事例が多く、

効果的な感染対策を行うにはこの経路を明らかにする必要があるのだという。

 

 「感染経路不明」と判定される事例が多い理由は2つ考えられる

1点目は、新型コロナウイルス感染症関連での保健所の業務負担が大きく、保健所が詳細に感染者から行動歴を問診することが困難であること。

2点目は、患者さんの中には、保健所などの行政には感染経路を話さないが、医療従事者に対しては打ち明ける方が一定数いらっしゃること。 

 

 こうした中で同センターは8月10日、「新型コロナウイルス感染症新規患者数増加の裏にある、追えていない感染経路を見いだす質的研究」の結果を公表した。

今回の研究のもとになった調査は、2021年5月22日 ~ 6月29日(第4波と第5波の間)に行われた。

調査の対象は、20歳以上の新型コロナウイルス感染症の患者43人。

このうち、感染経路が明らかではない22人から、発症前の行動歴を詳しく聞き取った。

調査の結果、22人のうち、64%に感染リスクの高い行動歴があったという。

行動歴・接触歴を解析したところ、感染リスクの高い場面は延べ24あり、

このうち88%が飲食関連、92%ではマスクが着用されていなかった。

また、感染に関与しうると考えられた患者の考えや信念に関しては、

「仕事の後であれば、職員同士でマスクなしで話しても大丈夫だろう」

「外食が感染のリスクだとは知らなかった」

などが挙げられた、としている。

そのうえで、

「これまで見つかっていなかった新規の感染経路を見いだすことはできなかった」と結論付けた。

  では今回の調査結果を踏まえ、どのような感染対策が必要なのか?

 

飲食や知識不足が関係

 感染には飲食がやはり多くの事例で関係していることが分かりました。

また、マスク着用などの感染防止に対する意識付けや十分な知識が不足していることも分かりました。

これらが感染拡大を助長する可能性があり、今後、解決すべき課題です。

ここで指摘された飲食とは、飲食店での飲食だけに限ることではないでしょう。

食べている時マスクを外しているのですから、「飲んだり食べたりする時に会話をしない」といったことで改善されるのではないでしょうか。

今後も感染防止に対する情報の周知徹底が必要だと思われます。