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奥那須の北温泉、どんな宿?

実は、自分は初任校の時30年前から北温泉には数回来ています。

そして20年以上前にもカミさんを連れて来てるんですね。

自分はここをとっても気に入ってるんですが、一人で来る所でカミさんとかは連れてこれないなと思っていました。

カミさんが那須塩原の後輩を尋ねる時に、自分は北温泉に泊まり、カミさんは別の宿に泊まるプランを以前から考えていました。

で、今回それを実行しようとしていたら、突然カミさんが「一緒に北温泉泊まれるかも」と言い出したので、連れてくることになった訳です。

ところが、カミさんはこういう秘湯が大丈夫になった訳ではなく、昔のことをすっかり忘れてしまっていただけだったんですね・・・

 

普段が忙しい人ほど、非日常的な場所でのんびりしたいと思うのは誰でも一緒だと思うんです。

でも、個人的な好き嫌いの他に、特に女性は、ぜいたくで高級なもてなしを受けたいという気持ちがあることも最近は良く分かるようになりました。

特に女性は、普段から周りの人たちへの気配りや世話でも疲れているでしょうから、宿に来てまで不自由なんかしたくないですよね。

今回、今更のように反省しましたが、とにかく無事に連れて帰ってこれたのでホッとしているところなんです。(笑) 

 

さて、前回に続いて、もう少しこの宿のレポートを記しておきたいと思います。 

現地は山道で標高もあるので、平地で雨でもこの時期は積雪になります。

これだと、まだまだ雪は少ない方です。

坂道のアイスバーンは充分慎重に運転しなければいけません。

ちょっとでも不安を感じたら、即チェーンを巻いた方がいいです。スタッドレスタイヤを履いていてもです!

この駐車場の手すりがあるところから宿に下っていくんですが、ここの下り坂でカミさんが降りれなくなりました!

カミさんは腰も首も痛めているので、転んだだけでも大事になっちゃうんです!

ここから宿までは400メートルの距離があるんですが、この道で雪がこんな状態だと15分弱はかかります。

そこで、まず荷物を持った自分だけが宿に行き、スパイク付きの長靴を頼み込んで貸してもらいました!

この長靴を持って駐車場へ戻り、カミさんに履いてもらって、カミさんの手を引いて宿にソロリソロリ・・・

雪道歩きに慣れていて、装備もそれなりなら全く平気なんですが、この傾斜を見て下さい! そして右側は谷底なんです!

いや、カミさん良くここまで来れました!

右側は、温泉プールのような大露天風呂「泳ぎ湯」です。(自分は入りましたが、この時期はぬるくて寒いですね)

趣きのある入口

中に入るとあったかい薪ストーブ!

夜の帳場付近

談話部屋

タイムスリップした感覚になる通路。この下の地面には温泉が流れていて温かい蒸気が上がってくるんです。

「天狗の湯」です。混浴ということになっていますが、実際混浴になると男もバツが悪いんですよ!(笑)

大露天風呂「泳ぎ湯」の手前にある小さな湯「相の湯」(昔は混浴だったそうです)

「相の湯」脇の通路を通って外の「泳ぎ湯」へ

もう一つの露天風呂、「河原の湯」入口

朝の「河原の湯」

この他に、打たせ湯、家族専用の小屋の湯、女性専用の「芽の湯」、女性専用露天風呂「河原の湯」があります!

自分は、テルマエロマエは観ていないんですが、映画の中ではここは上戸彩の実家という設定なんだそうです。

さて、北温泉のお客さんはどんな感想を抱いているのか? Googleでの口コミが参考になると思います。

「多少の不自由な中で、解放されて自由を感じられる!」という人にはおすすめできる場所だと思っています!