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サルもつらいよ「花粉症」

香川県・小豆島の銚子渓自然動物園「お猿の国」で、一部のニホンザルが花粉症に悩まされているそうです。

飼育員の方の話によると、毎年花粉が飛ぶ季節になると症状が現れ、今年は2月上旬から症状が目立ち始めたそうです。

重症患者もいて、かゆそうに涙目をこすったり、鼻をすすりながらくしゃみしたりする姿が頻繁に見られるとのこと。

京都大霊長類研究所によると、これまで小豆島や兵庫県・淡路島のサルからスギ花粉の抗体が見つかっており、「特定の家系で、花粉症にかかりやすい遺伝形質を持っている」ことが分かっています。

この猿たち約500匹は餌付けされているそうで、人間の与えているエサと花粉症の関係がないのか気になっています。