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アルセーヌ・ルパン、石川五右衛門なら裁かれなくてもいいと思う!

今日は、冬休み明けの久しぶりの朝の勉強会でした。

その時間に、たまたま「カルロス・ゴーンの逃亡劇どう思う?」って聞いたんです。

そしたら、「カッコいい」だって・・・!!

で、勉強の時間が終わってから考えてみたんですが、「ああ、ルパンのような義賊と勘違いしてるんじゃないかなぁ」と思ったんです。

 

日本人は判官びいきと言われていますし、自分もその気持ちに共感するのでやはりそうなんだと思います。

判官びいきとは、源義経のような不遇な英雄に同情し、哀れみ惜しむこと。

また、弱い立場に置かれている者に対して、あえて道理にかなっているかを考えず、同情を寄せてしまうことです。

不遇な英雄をひいきすることですね。

さて、石川五右衛門やフィクションに出てくるアルセーヌ・ルパンは盗賊ですが、民衆に対しては正義を働いた義賊な訳です。

そして、私たちは、最後は成敗されてしまうこのような義賊に対しても、判官びいきに似た感情を持つのではないでしょうか?(ルパンは成敗されない?)

 

ゴーン氏が義賊に値する行いをやっていたのなら、たとえ法に背いていても、自分も一転して彼をひいきしようと思いますし、「カッコいい!」って言いますよ!

自分は、道理にかなっているかということより、温かい心があるかどうかに関心がいきます。

でも、彼はそうじゃないですから!

日産のために尽くしたって言っても、それは仕事ですし、それに対する莫大な報酬は別にもらっているんですからね。