古家に簡単な門扉を設置したい(1)
この古家には元から門扉が無かったようです。
というのも、ここに門を作るのは難しかったんじゃないでしょうか?
手前が公道なんですが、この先にはこの家一軒しかありません!
ということは、入り口の門扉はここに設置することになります。
公道の両側は隣人の方の土地ですからここには杭等も打てません。
実は、最初は良く分からずにこの公道の外側にブロックを置いて杭も打っておいたんです。
ところが、この場所の使用は認めてもらえなかったんですね。
そこで、上の写真の両側の石垣付近に門扉が設置できないか、一生懸命考えていました。
ずっと何か月も考え続けていたんですが、いい案が浮かんできません・・・
専門業者に任せれば立派な案がいくつも出てくるんでしょうが、素人がやるんです。
ただ、門扉といっても簡単なものでいいんです。
かと言ってロープやチェーンを張るとかではあまりにも貧相ですよね?
さて、入り口の両サイドは石垣で、しかもゆるい坂になっています。
そして、この両側の石垣から杭をせり出すように立ててしまうと、車が通る幅が狭くなってしまいます。
そこで・・・
つい最近思いついた案を実行することにしました!
この石垣を一部奥の方に削り取るんです。
削り取った奥から伸縮式のフェンスを伸ばして門扉を閉める、といった感じにしようと思うんです。
では、作業開始です!
この玉石を接着しているモルタルを斫って玉石をはずしていきます。
最初はハンマーとタガネで斫るのもそれほど大変ではなかったんですが、その後が凄く大変でした!!
あまり大きく削って石垣が崩壊したりすると大変なことになります。
そこで、狙った所だけ玉石をはずしていく訳ですが、それがこんなに大変だとは考えていませんでした!
工事用のハンマーやらディスクグラインダーやらを持ち出して、大汗をかきながら何とかここまでこぎつけました。
たったこれだけ?って思われるかもしれませんが、ほぼ1日仕事でした!
うーん・・・ もう少し広げる必要があるかもしれません。
この中にかなり大きな石がいくつかあり、それを動かしたり割ったりするのに工事用の柄の長いハンマーを使いました。
このハンマーを力を込めて半日も振っていると、本当にヘトヘトになるんです!
でも、夜の水もご飯も最高に美味しいし、お風呂もとっても気持ちイイ!
そしてぐっすり眠れるんです。
最近良く感じるんですが、このような力仕事のある毎日は、今の時代の人間に見直されていいのではないかと思っているんです。
単に体のためだけではないんですね。
身の周りのものに気を配って、それらを出来るだけ自分でメンテしていく。
自分でメンテするから、周りの物を良く観察もし大切にすることにつながっていくと思うんです。
さて、この続きがどうなるのか?
まだまだ難しいことが沢山ありそうな気がしています。
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