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ワクチン2回のみ接種者は「無防備状態」・・・!

 

 18日の全国の新型コロナウイルスの新規感染者は、月曜日としては過去最多となりました。

17日まで3日連続で10万人以上が感染。

第6波のとき、10万人を超えたのは1日だけでした。

去年、おととしは7月の連休明け、感染者が急増した傾向を考えると、今年もさらに増えてもおかしくない状況です。

 

政府が対策の一つに挙げているのが、ワクチン接種の加速です。

周囲を守ることにつながると、加速を呼び掛けているのが、3回目接種です。

今月15日時点で、接種率は、20代は46%、10代は32%にとどまっています。

国際医療福祉大学の研究データによりますと、2回目接種から7〜9カ月経過した人に、3回目接種後、ウイルスの働きを抑える中和抗体価がどう変化したかというと、

約34倍増えたといいます。

 

国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授は、

「ワクチン2回のみ接種者のほとんどは、去年打った人で、今は、極端に抗体価が下がり『無防備状態』。

BA.5は免疫逃避しやすい特性があるが、3回目接種で、一定程度の効果が期待できる」と話しています。

『一定の効果』とは、

重症化予防、後遺症リスクの軽減、人にうつす期間を2〜3日に短縮するなどです。