ゼレンスキー大統領 国連総会で対面演説!
ゼレンスキー大統領は、19日の国連総会で対面で出席して演説しました。(!)
ロシアによる軍事侵攻以降、はじめての対面での演説です。
このあと安全保障理事会の首脳級会合にも出席し、
ロシア軍の撤退などを盛り込んだ自らの和平案への支持を訴える方針です。
国連総会の一般討論演説で、ゼレンスキー大統領は、
ロシアによる軍事侵攻を厳しく非難したうえで、
ロシアは核による脅しを続け、世界の食料供給も脅かしているなどと非難し、
「侵略者を打ち負かすために団結して行動しなければならない」と述べて、
国際社会に改めて支援を呼びかけました。
欧米を中心に各国からは、ウクライナを支持する発言が相次ぎ、
アメリカのバイデン大統領は
「ロシアだけが戦争を直ちに終わらせる力を持っているが、平和の邪魔をしている」
とロシアを改めて非難した上で、ウクライナへの支援を継続することを強調しました。
一方で、ブラジルのルーラ大統領が、
対話を通じた停戦の必要性を訴えて、
ウクライナへの軍事支援を続ける欧米各国とは一線を画する姿勢を見せるなど、
欧米とロシアとの対立から距離を置く国もあり、
ウクライナ情勢をめぐる国際社会の分断も改めて浮き彫りになりました。
このあとゼレンスキー大統領は、国連安保理の首脳級会合にも出席し、
領土の回復やロシア軍の撤退などを盛り込んだ自身の和平案を説明し、支持を呼びかける方針です。
ロシアからはラブロフ外相が出席する予定です。(!)
また、ラブロフ外相は、23日に国連総会の一般討論演説に出席する予定で、
国連のグテーレス事務総長とも会談するほか、
各国の高官や国際機関の責任者らとおよそ20の会談を行うとしています。(!)
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