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拾った栗は出来るだけ早く処理を!

 今年も、古家の栗を大量に拾わせていただきました!

 

拾った栗を放置しておくと、どんどん傷んできます。

クリシギゾウムシやクリミガ等の幼虫が中にいたり、それらの卵が実の中にあることが多いんです。

「栗いっぱい採れた~!」と喜んでホッとしていると、これらの虫の食害が結構早く進んでいくんですね。

売っている栗は、木に生っている状態で殺虫剤散布されているらしいです。

昨年自分は、拾った実をずいぶんダメにしてしまいました・・・

 

そこで、調べてから次のように対策してみました。

①拾った実を水に浸して洗い、その時、水に浮くもの、浮きかかっているものを取り除く。

 また、黒く変色したもの、穴が開いているものは目視で取り除く。

 (除いた栗はまだ捨てないで!)

②実を水切りして、広げた新聞紙等の上で乾かす。

③乾いた実を加熱する。

 出来れば約50℃で30分ほど加熱する。

 (50度を保つのは難しい。出来なければ湯に投入とかでも)

 新聞紙の上で冷ます。実が汗をかいているようなら乾かす。

 

ここまでやっておけば、とりあえず一息つけると思います。

しばらく保存したければ、ビニール袋に入れ、口を閉じて冷蔵庫に入れておきます。

これで実の糖化も期待できます。

袋に入れて封をしておかないと、水分が抜けて実がカチカチになってしまいます。

 

さて、我が家では、③を湯煎風にしてやってみました。

 

でも、温度は上がっていない感じで、上手くいってないようでした・・・

 

とにかく、まずは娘宅に分けた分を送り、うちの分は渋皮煮を作ることにしました。

えーっ! こんなに沢山、一度に剥けって?

 

職場から帰るやいなや、気合いを入れてひたすら剥き続けました!

 

これ全部、包丁で切れ目を入れてからですが、手剥きしました!

2時間で全部剥き終わりましたよ!

水に浸した栗も傷むので1回で剥いちゃわないとダメなんです。

黒砂糖で煮込んだ渋皮煮は楽しみですが、

自分が一番好きなのは、ただ焼いただけの栗なんです!