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潜水艇 捜索開始前に大破の可能性・・・

 捜索を指揮してきた沿岸警備隊の幹部は、

見つかった破片の状況などから、海中で「大惨事が起きたようだ」と述べました。

「タイタニック号」の残骸を探索する潜水艇「タイタン」は、

北大西洋で18日から消息不明になっていました。

 

捜索を続けてきた沿岸警備隊は、22日の捜索で、

無人探査機が「タイタニック号」の残骸からおよそ500メートル離れた地点で破片を発見し、

「タイタン」の一部と断定したと発表しました。

破片は、潜水艇の圧力室が大破したものと見られています。

 

「タイタン」には、イギリスの富豪やフランスの探検家ら5人が乗っていましたが、

全員が亡くなったとみられています。

沿岸警備隊は、現場の状況などから、

本格的な捜索が始まる前にすでに潜水艇が大破していたとの認識を示しました。