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たくさん採れた栗、渋皮煮と、何となく焼いてみたものと

 先週末に収穫させていただいた栗で、いつもの渋皮煮を作ろうと鬼皮剥きをしました。

テーブルに栗が水に浸してあって、数日間そのままになっていました。

栗の皮むきは自分の仕事なんですが、爪は黒くなるし指も結構使うんです。

ばね指とか腱鞘炎ぽくなってる人は、指を痛めるので、他の人に任せましょう!

いつもは週末にやるんですが、早く片付けないと痛んじゃうので、昨夜1時間半かけて全部剥きました。

1週間前に拾った栗と比べると、渋皮の色が茶色っぽく色も濃いようです。

 さて、この栗の甘煮を食べる時、最近感じていることがあるんです。

それは、茹でこぼしを何回もやったり、重曹を使ってあく抜きをしたりと、丁寧にキレイに仕上げたものほど栗の実の味が薄くなっている(消えてしまっている)ということなんです。

そこで、全く茹でずに加熱してみようと、鬼皮だけ剥いてオーブンで焼いてみることにしました。

これは焼く前の栗です。

これをオーブンで「220℃、30分」焼いてみました。

渋皮が剥けそうに見えるんですが・・・

簡単に剥けるものも少数ありましたが、ほとんどの栗で渋皮はキレイには剥けませんでした。

そこで、ふと「渋皮ごと食べてみたら?」と思いつきました!

渋皮煮は渋皮ごと食べるんだから、焼いて渋皮ごと食べるのもアリじゃないかと思ったんです。

まあ、見た感じだと渋皮ごと食べようという気にはなりませんよね?

とにかく、食べてみることにしました・・・

「えっ!? 違和感ない! それどころか凄~く旨い!!」

とても驚いてまた嬉しくなってカミさんにも食べてもらったので、皆さんにも間違いなくおすすめ出来ます!

そして予想通り、栗の風味と甘みをバッチリ感じることが出来たんです!